後藤昌美 エムジーフォト - MGPHOTO

撮影日誌

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2012年12月29日 旭岳 大雪山

久しぶりに冬の旭岳を訪れた。今回は4×5の大型カメラを使用していたときとは違いデジカメにスノーシューとかなり身軽な格好での撮影となった。数日前の風雪で雪面には見事なシュカブラが出来上がっていた。

2012年11月19日 新雪の湖畔 オンネトー

観測史上最も遅い初雪となった旭川は、一面白い世界となったが根雪とはならないようだ。夕方から風と雪が強くなった阿寒の翌朝、オンネトーの湖畔は銀世界に変わっていた。

2012年10月8日 カラマツの丘と天の川

道東の撮影の帰り道、天気がよいので星空の撮影を行った。マイルドセブンの丘と名づけられたカラマツ林の上には満天の星空と天の川が横たわっていた。

2012年9月21日 富士山の樹海

富士山の撮影には何度かきているが、樹海に入るのは今回が初めてである。想像していたのとは違い、木々や岩には緑鮮やかな苔が張り付き、美しい光景であった。

2012年8月26日 屈斜路湖の雲海

午前3時、目を覚ますと星空が見えていた。急いで着替えて外に出たときには一面霧に覆われていたので、小清水峠の撮影を断念して摩周湖に向かったが、ここも霧で視界は全く無かった。屈斜路湖周辺では最も標高が高い津別峠に来てやっと雲海の上に出ることができた。朝日が見事な演出をしてくれた。

2012年7月31日 北山崎の朝 岩手県

連日30度を越す東北の夏、早朝から太陽の陽射しも強く日陰を選んで撮影チャンスを待つ。遠景がもやっていた海岸線に、にわかに海霧が湧き出し幻想的な朝焼けの断崖となった。

2012年7月19日 小麦畑とポプラ

北海道もようやく夏らしい気候となってきた。美瑛から富良野にかけての丘陵地帯の畑では収穫まじかの小麦が青空の下黄金色に輝いていた。

2012年7月1日 レブンウスユキソウ

小笠原から戻って4日目、南から今度は最北端の島、利尻礼文へ行った。礼文島は花の浮島といわれるだけあって海岸線から高山性の花々が数多く見られる。最後の日に礼文滝のコースの途中でレブンウスユキソウと出会った。

2012年6月14日 長崎展望台より

昨日母島から父島に戻った。午後になってようやく青空が戻ってきた。どうやら梅雨が明けたようだ。北海道人の私にとって気温は28度、旭川では夏には当たり前だが、日差しの強さは耐えがたい強烈過ぎる。コバルトブルーの海には感動。フェイスブックで小笠原寄稿も流しています。

2012年6月12日 ウドの巨木

今日は小笠原の母島の石門の森を7時間ほど歩いた。ここはガイドがつかなければ入れないところで、新婚の後夫婦とともに7時間余りの森歩きを楽しんだ。道の両側は固有種の植物ばかり、東洋のガラパゴス。

2012年6月10日 小笠原の森

南国の島コバルトブルーの海と言いたいところだが、平年だととっくに梅雨明けの時期だが、今年はまだ開けずじまい。天気予報では14日ころから晴れマーク。今回はマルハチの高木が生い茂る父島の霧の森。

2012年6月1日 奥入瀬渓流

早朝の奥入瀬渓流は、まだ水の放流をしていないため水深が浅く、苔むした岩が顔を出している。新緑の中にツツジのオレンジ色がうきあがっていた。

2012年6月1日 新緑のブナ林

八甲田周辺は新緑に包まれていた。山頂は残雪に覆われているものの、ブナ林では一部にまだ残雪が残っているだけであった。夕日に輝くブナの若葉が印象的であった。

2012年5月14日 写真集「森と水の刻」出版

この度阿寒国立公園の自然をまとめた写真集「森と水の刻」を日本写真企画より出版いたしました。森と水が織り成す四季折々の自然を87点の写真で構成しております。2800円+税 250×260mm 上製本 写真集希望の方はサイン入りにてお送りします。連絡先 エムジーフォト TEL 0166-76-5002 FAX 0166-83-3922 goto@mgphoto.jp

2012年4月29日 逆光に輝く桜

早朝中尊寺を撮影して月見坂を下る途中満開の桜が逆光に輝いていた。北上のペースが遅かった桜前線もここにきて一気にそのスピードを上げ始めた。福島から青森まで数日間で次々と開花または満開となって来ている。29日に開花となった弘前も1日に満開となり、その後北海道でも各地で満開宣言となった。

2012年4月18日 朝焼けの富士山

この峠には夏を除いてたびたび訪れている。朝霧の出やすい秋は多くのカメラマンがきていたが、今日は私一人でゆっくりと富士山の朝焼けを楽しむことが出来た。この後は桜を追って東北ヘ向かうことにした。

2012年2月29日 流氷と知床連峰

流氷が根室海峡に入ってるとのことで早速訪れてみた。野付半島一帯は流氷に前面覆われていたものの平坦な雪原のようなもので流氷らしさは感じられなかった。その後羅臼に向かった。羅臼港から国後にかけての根室海峡はタラ漁船も漁に出られないほどの流氷に覆われていた。 2日後の午前中知床半島が姿を見せたので、沿岸に打ち寄せた氷と流氷を絡ませた知床連峰の撮影することができた。

2012年2月17日 オオワシ

昔はワシを探して流氷原を走り回っていたが、今は観光客なども多いので用意に見られるように、流氷の上に魚をまいてワシを集めている。当然餌を求めてワシ以外のカモメやカラスなども集まるため、氷の上では餌の奪い合いが起きている。 撮影は、群れから離れたワシを狙って飛び立つ姿や舞い降りる姿などが中心となる。

2012年2月17日 オジロワシ

10数年ぶりに船に乗っての鷲の撮影をおこなった。羅臼港からは流氷の姿が見えないが、船長の話では時間がかかるが何とか流氷にはたどり着くとのことだったが、30分以上は走ったものの流氷の姿は見えず、けっきょく港近くのわずかな離れ氷で ワシの撮影をすることになった。

2012年1月26日 朝焼けの逆さ富士

山中湖に来て二日目の朝、山頂付近にかかっていた雲も徐々に少なくなり見事な朝焼けとなった。湖畔の一部に顔を出していた水面も、日の出と共に次第に凍り始め撮影が終わった頃には大半が氷結し、再び訪れたときには水面はすべて氷となっていた。

2012年1月18日 雲海の屈斜路湖

さぼりすぎて4ヶ月ぶりの撮影日誌となった。屈斜路湖も一部が凍り始めてきた。昨日の美幌峠は風が強く、体感温度もマイナス20度以下と厳しい寒さだったが、今日は一変して穏かな朝となり、日の出と共に雲海も徐々に消えていった。。
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