後藤昌美 エムジーフォト - MGPHOTO

撮影日誌

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2006年12月1日 オンネトー

昨日は湖の半分ほどが凍っていた。夜間風もなかったため今朝は冷え込み、氷は湖面全体に広がっていた。例年は11月の20日過ぎには凍結していたのが、温暖化のためか一週間以上遅れてのことだ。

2006年11月5日 紅葉の並木

今年最後の紅葉の撮影となった。今年の北海道の紅葉は道東方面があまりよくなかった。特にダケカンバや白樺の葉が枯れているのがめだったが、一方もみじは例年になく綺麗に紅葉していた。この公園では一週間前は緑一色だったもみじも今は見事に紅葉していた。

2006年11月2日 十勝岳連峰と美瑛川

今年の秋は例年より暖かい日が続いた。ようやく美瑛の丘陵地帯のカラマツも黄金色となった。大雪山や十勝岳も新雪に白く輝きカラマツとのコントラストが美しい。11月11日午後10時30分テレビ東京の系列で「地球街道」出ます。

2006年10月4日 十勝岳温泉

昨日は天候が悪かったので、再び訪れた。富良野周辺は朝霧に埋まっていたが、十勝岳連峰は快晴の中にあった。この日は夕方まで、望岳台を往復したりして、紅葉の山々を撮影した。この後7日の日にはこの一帯は雪に覆われていた(TVニュースで)。

2006年9月29日 高原温泉

知床でのTV取材に行く途中で、高原温泉に寄ってみた。いつもの年より一週間ほど遅れていたため、紅葉がピークとなっていた。ここはヒグマの生息地域であるため、入山には時間制限がある。朝一番の7時に出発したので観光客も少なくゆっくりと秋を楽しめた。

2006年9月23日 朝霧と十勝岳連峰

朝霧の撮影は今日で3回目となる。一度目は霧が深すぎて何も見えず、前回は逆に霧がほとんど無かった。丘にかかる霧は陽の光を受けるとオレンジ色に輝きだし、周囲を幻想的な世界に変えていった。

2006年9月17日 サンゴソウとユリカモメ

昨日は強風の中銀泉台で紅葉の撮影を終え、今朝は能取湖で朝を迎えた。サンゴソウは数年に一度撮影に来ているが、なかなかいい色の時に出会わない。今回も少し早かったが、赤いサンゴソウの中で餌を探すユリカモメの白が印象的だった。

2006年8月27日 星空と羊蹄山

デジタルカメラを使用するようになってから、星空の撮影が多くなってきた。前日も羊蹄山の朝と星空をねらったが、撮影時間になった時霧が出てしまい羊蹄山は姿を消してしまった。今回は山より少し離れた位置からの撮影となったが、その分周辺の明かりが少しうるさくなった。

2006年8月6日 ひまわり 上富良野町

丘一面を黄色く染めたひまわりは、最近では珍しく花がきれいに咲きそろっていた。本州から来た観光客は一様に歓声を上げて記念写真に収まっていた。緩やかな起伏に植えられたひまわりは、写真の撮影にはもってこいの条件で、二日間撮影に興じた。

2006年7月27日 神威岬

今日は珍しく朝から快晴、大雪山もくっきりと見えていた。明日洞爺湖で仕事があるので南に向かう。高速道で小樽まで、そして積丹の神威岬についたときは10時をすぎていた。この日は風が強く写真を撮るのも大変だったが、思った通り積丹ブルーの海の岩場には白波が砕けて美しかった。。

2006年7月13日 ポピー

今日は18日。外は雷と雨、おとといから午後になると雷を伴っ大雨となっている。旭川周辺ではあまり経験したことがないような雨の降りかただ。富良野方面はジャガイモの白い花、小麦の黄色、豆の緑などコントラストの美しい丘の季節となった。写真は富田ファームポピー畑。

2006年7月10日 アヤメヶ原

三日前に訪れたときには、時折日が射す天気だった。アヤメはやはり雨や曇り空に似合う花だと思う。今回は雨交じりの霧の日だったので傘を差しながらの撮影となった。思い通りしっとりとしたアヤメの写真となった。

2006年7月4日 天売島観音岬

25年ぶりに天売島と焼尻島を訪れた。天売島では今ウミガラスを島に呼び戻そうとしているが、卵を食べるウミネコなどが非常に多い現状ではかえってウミガラスの繁殖をダメにするおそれがあるのでは。天売島では減少したものの環境のよい他の地域(海外)では安住の地となっているので無理に呼び戻す必要はないのではないか。

2006年7月1日 三の沼と羅臼岳

知床峠はすでに新緑に覆われていた。今年は例年より雪解けが遅かったので三の沼にはまだ氷が残っていた。この後フレペの断崖の撮影をしたが、まもなく海霧りによってオホーツク海は白い世界となってしまった。

2006年05月25日 札幌時計台

北海道の桜も終わり、札幌では初夏の花ライラックが満開の時期となった。時計台の片隅にあるライラックの木はまだ小さいが、今年は花の付が良く、周辺に甘い香りを漂わせていた。

2006年05月12日 五稜郭公園

例年になく桜の開花が遅れた函館。4日前に訪れた時は、まだつぼみがほとんどだった五稜郭の桜も、昨日から一気に開花し華やかさととも花見客も一気に増えた。新しくなった五稜郭タワーは、順番待ちの行列ができるほどだ。タワーからは五稜郭の形が今まで以上はっきりと見ることができる。

2006年05月08日 早春の支笏湖

朝4時過ぎに家を出、7時には支笏湖に着いた。朝の湖は風もなく樽前山が湖面にくっきりと映し出されていた。デジカメでの撮影を終え、4×5のカメラに切り替えようとしたときには、風が出て 樽前山の姿は湖面から消えていった。

2006年04月06日 フクジュソウ

フクジュソウ
屈斜路湖畔ではフクジュソウが満開となっていた。前日季節はずれの雪が降り、一部は色あせていたものの、モノトーンの枯れ草の間から顔を出している鮮やかな黄色い花は、春を実感させる光景だ。湖の氷も西側に一部見られるが、湖面は4ヶ月ぶりの青さを取り戻していた。

2006年03月17日 ヒグマ

ヒグマ
久しぶりの撮影日記で、今回より複数回の日記を見ることができるように変えました。今年の知床は熊の目覚めが早いようだ。3月に訪れたときには一度目は、森の中でエゾシカの足にしゃぶりついていたヒグマ。それから10日ほど後には、発信器をつけた熊がウトロし市街の海岸で餌を探していたが、餌にはありつけず、その後―私の前を通ってホテル方面の森へと消えていった。知床では今年もまたヒグマの対策に追われるようだ。
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